あなたの生きる力を引き出す「がん治療」

がん治療 Q&A

がん治療全般に関するQ&A

治療開始前に検査は必要ですか?

多くのがん患者様の場合、必要な検査は現在の主治医の下で行っており定期的な検査を継続的に行っている場合が殆どですので、患者様の検査負担を増やすことのないよう、これに加えて同様の検査を行うことはありません。
ただし、治療開始判断や効果判断のために検査が新たに必要な場合は、当院もしくは紹介先の医療機関での検査を依頼する場合がございます。また、治療開始前の感染症の検査は必須となっております。費用は初診料に含んでおります。

入院して治療を受けられますか?
また、地方での治療は受けられますか?

病状等により通院の治療が不可能な場合は、提携の医療機関をご紹介いたします。
医療機関により治療費などは変わってまいります。ご要望に関しましては、当院までご遠慮なく、お気軽にお申し付けください。

保険は適用になりますか?
先進医療特約は適用されますか?

健康保険の適応にはなりません。自由診療の枠内での治療になりますので、全額自費によるご負担となります。
また、厚生労働省の定める先進医療の適応とはなりませんので、先進医療特約などの適応はございません。

医療費控除の適応にはなりますか?

所得税および個人住民税における医療費の控除の対象となります。
控除には確定申告が必要となりますので領収書は大切に保管してください。

相談に来院する場合はどのようなものを持っていけばいいですか?

診療情報提供書(紹介状)をお持ちの場合は、そちらをお持ちください。
紹介状がない場合でもご相談は承っておりますので、その場合は、検査データなどお手持ちの資料を一式をお持ちください。

がん遺伝子治療に関するQ&A

おすすめの治療回数は何回程度ですか?

がんの種類や進行度により異なりますが、基本的に他の治療との併用の場合においては6回、単独での治療の場合は12回を1クールとして行い、その上で効果判断を行ってまいります。

がん遺伝子治療は、開始するまでにどの程度時間がかかりますか?

免疫療法のように、細胞の培養等が必要な治療ではありません。また、院内にて患者様に合わせた遺伝子薬の最終調製を行いますので、初回来院日より治療を開始することが可能です。

治療にはどの程度の期間がかかりますか?

例えば、12回/1クールの治療の場合では、週3回の治療が可能であれば4週間、週2回であれば6週間ほどの期間がかかります。他の治療のスケジュールや、患者様の全身状態を考慮しながら、無理のないスケジュールを組んでいきます。
12回/1クールの平均的な治療期間はおよそ2ヶ月程度となっております。短期で集中的な治療をご希望の場合のご相談も承っております。

がんの部位によって治療法に違いがありますか?

がんの種類によって変異をきたしやすい遺伝子の種類は変わってまいります。当院では、5種類の遺伝子を扱っており、学術的・臨床的に独自の分析を行い、がんの種類によりその組み合わせを変え、テーラーメイド型の治療を行っております。
一部適応ができないがんもございますので、まずはお気軽にご相談ください。

転移がんにも有効ですか?

がん遺伝子治療は、転移がんにも有効です。
点滴での投与では、血液の流れに沿って全身に行き渡りますので、原発巣および転移がん共に効果が期待できます。原発巣に合わせて遺伝子の調製を行っていきますが、転移がんも遺伝子的特徴は発生した元の原発巣の特徴を引き継いでおりますので共に効果が期待できます。

再発予防にも有効ですか?

がん遺伝子治療は、がんの再発予防にも有効です。
がん遺伝子治療は、細胞本来の機能回復を図り、細胞自らの働きによってがん細胞を死滅に導くという身体への侵襲性の低い治療である特徴から、再発予防への適性がとても高い治療法です。
術後抗がん剤などとの併用も大変有効な方法な方法の一つです。

他治療との併用の場合の注意点はありますか?

【抗がん剤・放射線との併用】
抗がん剤や放射線治療を行う前にがん遺伝子治療を行うのが理想的です。抗がん剤の場合、治療中の休薬期間に治療を行うのケースも持続的に抗がん剤の効果を得ていくために大変よい方法です。

【免疫細胞療法との併用】
免疫細胞療法を行う前にがん遺伝子治療を行うこと、また、がん遺伝子治療のあと3日程度間をおいてから免疫細胞療法を行うことが望まれます。

免疫細胞療法に関するQ&A

おすすめの治療回数は何回程度ですか?

がんの種類や進行度により異なりますが、基本的に6回を1クールとして治療を行い効果判断を行ってまいります。治療自体は1回から受けることができます。

治療開始までにどの程度時間がかかりますか?

1回目の治療開始までに最低2週間の期間が必要です。
治療は血液50ccほどを採取することから始まります。一般の献血が400ccですので、それと比べるとはるかに少量です。その後、約2週間をかけて、無菌状態に保たれた最先端の培養施設で熟練の培養技師が培養、活性化し、NK細胞を数百から数千倍を目安に増やします。その培養、活性化したNK細胞を点滴で患者様に戻します。

治療にはどの程度の期間がかかりますか?

例えば6回の治療の場合は、1回目は採血のみ、2週間ごとに採血と投与を繰り返して治療を行っていきますので、合計12週間(約3か月)の期間が必要なります。
がん遺伝子治療との併用の場合は、その前後に遺伝子の治療を組み合わせて治療を行っていきます。

がんの部位によって治療法に違いがありますか?

ご自身の免疫力を高めてがんを攻撃するので、部位によって有効性の違いはないと考えられます。
既往症等により一部適応ができない場合もございますので、まずはお気軽にご相談ください。

転移がんにも有効ですか?

免疫細胞療法は、転移がんにも有効です。
点滴での投与では、血液の流れに沿って全身に行き渡りますので、身体のどこにがんが転移していても血中の活性化された免疫細胞ががんを攻撃してくれます。

再発予防にも有効ですか?

免疫細胞療法は、再発の予防にも有効です。
特にがんの治療においては、抗がん剤の免疫抑制等により身体の免疫力が弱っている場合が多いものと考えられます。体の弱った免疫力を回復するとともに、万が一残ってしまった微小ながん細胞を免疫細胞が攻撃し再発を防いでいきます。

他の治療との併用の場合の注意点はありますか?

抗がん剤治療と併用される場合は、抗がん剤によってご自身の免疫細胞までダメージを受けてしまいますので、可能ならば抗がん剤投与前の採血をおすすめします。また、投与は抗がん剤治療の後をおすすめします。体の弱った免疫力を回復する効果も期待できます。
抗がん剤の治療前には、がん遺伝子治療が抗がん剤の効果を高める作用をもちますのでおすすめします。遺伝子と免疫と抗がん剤を併用するならば、遺伝子→抗がん剤→免疫の順番が最適な順番となります。

がん治療ホットライン 0120-232-255