人のからだの60%は水分で約20%がたんぱく質でできています。人のからだを構成しているたんぱく質は、20種類のアミノ酸から作られています。
アミノ酸は血液の中にも含まれており、健康な人の血液中のアミノ酸濃度は、それぞれ一定に保たれるようにコントロールされています。しかし、さまざまな病気になると、一定に保たれている血液中のアミノ酸濃度のバランスが変化することが分かっています。
アミノインデックス がんリスクスクリーニング(AICS)とは、血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸のバランスの違いを統計的に解析することで、現在がんであるリスク(可能性)を評価する検査です。
男性では胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がんの合計5種のがんに対するリスクを評価します。女性では胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がんの合計6種のがんに対するリスクを評価します。
※ 子宮がん・卵巣がんについては、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんであるリスクを評価することはできますが、それぞれのがんのリスクについて区別することはできません)。
一般の方ががんである確率は、統計的に約1/1,000(1,000人に1人)と言われています。AICSではがんのリスクをランクA~ランクCに分類します。ランク別の、がんであるおおよその確率は以下の通りです。
下記年齢の日本人(妊娠されている方を除く)を対象として開発された検査です。検査時に妊娠されている方、授乳中の方、がん患者(治療中を含む)の方、先天性代謝異常の方、透析患者の方は、AICS値に影響がありますので検査は受けられません。
※ 各がん種の評価対象年齢は、一部受診対象年齢と異なります。
対象がん | 対象年齢 |
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胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん | 25歳~90歳 |
前立腺がん | 40歳~90歳 |
子宮がん、卵巣がん | 20歳~80歳 |
※ 表中の「がん種別評価対象年齢」以外の方のAICS値は評価対象外となります。
当メニューは完全予約制となっております。
ご予約は、0120-474-7700 まで