毛髪ミネラル検査

血液のミネラルはホルモンによりバランス調整されているため、体内蓄積量を正確には反映しません。一方、毛髪は排泄の一部として日々の栄養バランスを継続的に記録しながら伸長するため、体内のミネラルバランスの傾向を確認し、今後の生活改善につなげるのに最適な検査です。検査結果をもとに、ミネラルバランスの崩れから判断できる症状、必要とされるミネラルについてのアドバイスいたします。

検査項目

必須ミネラル 13元素

ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、セレン(セレニウム)、ヨウ素、クロム、モリブデン、マンガン、鉄、銅、亜鉛

ミネラルはわずかな量で心臓や筋肉など生体を維持・調整する上で重要な栄養素であり、体の構成成分でもあります。ミネラルは体の中で作り出すことが出来ないので食品から摂取しなければなりません。ミネラル検査はご自身のミネラルのバランスがわかるので食生活を改善に役立てることができます。

参考ミネラル 7元素

バナジウム、コバルト、ニッケル、ゲルマニウム、リチウム、ホウ素、臭素

有害ミネラル 6元素

カドミウム、水銀、ヒ素、鉛、ベリリウム、アルミニウム

有害ミネラルは、体内の多くの酵素活性を阻害して、細胞の代謝を低下させ老化を招いたり、活性酸素の増加で細胞や染色体を酸化しがんなどの病気の原因となったりします。これらは極微量ずつ食物や水、空気などから、体に入り蓄積されていきます。日本では、1950年代に発生した「水俣病」の原因物質が水銀(メチル水銀)であったことなども有害ミネラルの存在が知られるようになりました。

爪によるミネラル検査

毛髪の採取を望まない場合など爪による検査も行うことができます。毛髪は、成長するのに1ヶ月あたり約1cmと安定しており、変質も起こりにくく、長期的な情報を得ることが出来ます。 一方、爪は構造上、根元の爪母細胞から作られるため、採取するまで伸びるのにおよそ4~6ヶ月ほどかかると言われており、半年前後の情報を知るのに有効です。

爪の場合の検査項目は以下の通りとなります。

必須ミネラル 12元素

ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、セレン、クロム、モリブデン、マンガン、鉄、銅、亜鉛

有害ミネラル 5元素

カドミウム、水銀、鉛、砒素、アルミニウム

準有害ミネラル 5元素

ウラン、ストロンチウム、スズ、アンチモン、バリウム

毛髪ミネラル検査 図 毛髪によるミネラルの取り込み

料金

※表示の料金はすべて税込になっております。

当メニューは完全予約制となっております。
ご予約は、0120-474-7700 まで