従来のがんの画像健診では、がんは5㎜以上の大きさにならないと見つかりにくいと言われています。しかし、がんはたった1つのがん細胞が長い年月をかけて増殖し始めて目に見える大きさになります。がん遺伝子検査では、その見えない段階をリスクとして可視化し、がんを未然に予防するチャンスを与えてくれます。
がんは、遺伝子が壊れて発生する病気であることが分かっています。一般的ながんの遺伝子検査は、生まれながらにして持った遺伝子を調べることで先天的ながんのリスクを調べます。しかし、このような遺伝性のがんは稀で、大部分のがんは、生活の中で遺伝子が壊れて変異したことによる後天的リスクによります。これが、がんが「生活習慣病」といわれる所以です。
図 遺伝子を壊しがんの発生原因となる生活習慣の一例
遺伝子検査の結果を受け、がんになりにくい生活習慣についてのアドバイスに基づいた生活習慣の改善を行うことでがんのリスクを変えていくことが可能です。また、がん治療後においても「再発に向かっているのか」「改善されつつあるのか」といった再発予防管理が可能になります。
がんリスク検査のリスク段階による健常者とがん患者の割合
さまざまながんにかかわる47の遺伝子(RNA)を解析し、がんリスク評価に反映します。
FreeDNA濃度とは、血中に含まれるDNA濃度を測定します。濃度が高いと、がんあるいは何らかの異常(炎症性疾患など)を反映していると考えられます。
アルゴニズムを用いてがんリスクの数値化を行います。A~Dの四段階に分類されます。
主ながん抑制遺伝子の壊れ具合を調べます。異常があると正常細胞ががん化しやすくなったり、がん細胞を抑制できなくなったりするのでがん発生のリスクが高まります。
※リスク評価コースには④は含まれません。
当メニューは完全予約制となっております。
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