血圧脈波(血管年齢)検査

動脈硬化とは?

血管は加齢とともに柔軟さが失われて、硬くなります。そこに、血液中の脂肪などが付着すると血管の内壁を厚くなります。この状態を動脈硬化といいます。動脈硬化は、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを高めます。また、肥満症、高血圧症、高脂血症、糖尿病の方、または喫煙者である場合は、心筋梗塞や脳梗塞、閉塞性動脈硬化症等のリスクも高まります。

血管年齢検査とは?

① 動脈の硬さ(CAVI)② 動脈の詰まり具合(ABI)③ 血管の老化度(血管年齢)を調べるいわば動脈硬化症のスクリーニング検査です。

① AVI(血管の固さ)

動脈は血液を全身に送るポンプの役目を果たしています。ポンプの内側の圧力(すなわち血圧)が変化したときのふくらみ具合をみることによって、ポンプのしなやかさ、つまり動脈のかたさがわかるというものです。動脈硬化症が進んでいるほど、「CAVI」の値は高くなり、9.0を超えると約半数のかたの脳動脈か心臓の動脈である冠動脈に動脈硬化症をきたしているという研究結果もあります。

血圧脈波(血管年齢)検査

② ABI(血管のつまり具合)

足首の血圧を横になった状態で測定すると、健康な人では腕の血圧と同じくらい、あるいは少し高い値となります。しかし足の動脈が詰まっていると、腕の血圧に比べて足首の血圧は低くなります。そのため「腕の血圧」と「足首の血圧」の比をみて足の動脈の詰まりを診断するというもので、その値が0.9未満であると詰まっている可能性が高く、その値が低いほど重症になります。 血管の詰ったときの症状としては主に歩行時の「足の痛み」としてあらわれることが多いといわれています。

③ 血管年齢

「CAVI」の数値は年齢とともに上がっていきます。同じ性別、同年齢の健康な方の「CAVI」平均値と比べることで、何歳の方の血管の硬さと同じくらいであるか、いわゆる「血管年齢」としてあらわすことができます。ですから、「CAVI」が9.0未満であっても「血管年齢」の高い方は動脈硬化症の進行が早いと考えられることになります。

血圧脈波(血管年齢)検査 図 検査レポートの例

料金

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