抗糖化コラム

AGEsを測定する

AGE Reader による測定

これを読まれている方の中には、「甘いものが大好きな私って、どれくらいの糖化レベルなんだろう?」とお考えになる方もいるかもしれません。

AGE Reader(AGEリーダー)という最新の機器で、採血をする必要がなく片腕をその機器に乗せて5分程度で個人個人の糖化レベルを簡単に測ることができます。AGE Reader®は、紫外線照射された皮膚中のAGEs(蛋白糖化反応最終生成物)が特有の自己蛍光を発する性質を利用して、およそ365nmの光を皮膚に照射した時に出てくる300~600nmの蛍光をモニタリングしています。

ここまでに私たちの研究室で集めた日本人のデータによると、以下の図のように加齢とともに皮膚中のAGEsが増加していることがわかります。

AGE Reader による測定このようにAGE Reader®を使用すれば、現在の皮膚AGEs量(AGEsには蛍光性を持たないものもありますので、全てのAGEsが測定できるわけではありません)、また日本人同年代と比較してどの程度糖化が進んでいるのかという目安を知ることができます。

採血による測定

採血による測定いくつかのAGEsは血液中の量を測定することも可能です。例えば糖尿病や慢性腎不全患者で著しい高値を示すAGEsであるペントシジンは、最近では増加すると骨折リスクが高まることが明らかになってくるなど注目されるマーカーとなっています。

また、糖化リスクが高いかどうかを確認するのであれば、OGTT(経口ブドウ糖負荷試験)を一度受けてみる手もあります。

この検査は、糖尿病の診断方法のひとつで、糖尿病が疑われる人に対し、一定量のブドウ糖が含まれた飲み物を飲んだ上で、一定時間経過後に採血を行って、血糖の経時変化をもとに、糖尿病かどうかを評価する検査です。 これで、一時的にでも血糖値が200を超えてくるような人は、血糖値やヘモグロビンA1cが正常であっても糖化リスクが高いといえます。

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